旧古河庭園

スケッチ

お洒落な洋館・西洋庭園・日本庭園

今から20年前にスケッチをしに旧古河庭園を訪れました。高台に洋館、少し降りて西洋庭園、一番下がった低地に日本庭園がありました。いろいろ楽しめる設計になっていました。

(2003.4.16))
武蔵野台地という斜面と低地を活かし、北側の小高い丘には洋館を建て、斜面には西洋庭園、そして低地には日本庭園を配したのが特徴です。洋館の設計者は英国人のジョサイア・コンドル博士(1852~1920)です。博士は当園以外にも、旧岩崎庭園洋館、鹿鳴館、ニコライ堂などを設計し、我が国の建築界に多大な貢献をしました。
日本庭園の作庭者は、京都の庭師・七代目植治こと小川治兵衛(1860~1933)の手によるものであり、彼は当園以外にも、山縣有朋の京都別邸である無鄰菴、平安神宮神苑、円山公園、南禅寺界隈の別荘庭園を作庭しました。数少ない大正初期の庭園の原型を留める貴重な存在で、伝統的な手法と近代的な技術の融和により、和洋の見事な調和を実現している秀逸で代表的な事例となっています。
平成18年1月26日に文化財保護法により国の名勝指定を受けました。
主な植物に、モミジ、シイ、ヒサカキ、ダイオウショウ、モチノキ、ネズミモチ、ヤブツバキ、ツバキ、イヌビワ、サクラ、ハゼノキ、マツ、ヒマラヤ、スギ、ツツジ、バラ、イイギリ、ブラシノキ、ヒガンバナ、サザンカがあります。 (旧古河庭園公式サイトより引用)

小川治兵衛さんが作られた日本庭園は奥ゆかしく、落ち着いていて何度も行ったり来たりして時間のたつのも忘れるほどでした。当時撮影した写真を見ていたら気持ちが高ぶりイラストに描いてみました。

まだ、枯滝も深山の境も心字池もざっとしか見ていないので、機会を見て、じっくり散策したいと思います。

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