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熱海

熱海という名称が、何処から来たのか調べたら、熱海市の公式ウエブサイトに載っていた。 奈良時代、箱根の万巻上人が、海中に沸く熱湯によって魚類が焼け死に、甚大な被害を被っていた漁民たちの訴えを聞き、祈願によって泉脈を海中から山里へ移し、「この前に社を建てて拝めば、現世も病も治す、来世も幸せに暮らせる」と人々に説いたと伝承されています。この源泉が現在の大湯であり、そのお社は薬師如来と少彦名神(すくなひこなのかみ)をお祀りしてこの地の守り神とした、湯前権現(現在の湯前神社)であるといわれています。
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四谷見附交差点

現在、同じ場所から眺めたら20年前と景色は変わっているだろうか、そんなことを考えていたら、トッチャンのことが思い出された。トッチャンは同じ向島に住んでいたご近所さんだったが、3つ上のダンディーな先輩で、なにかとぼくを可愛がってくれた。彼は西部劇に出てくるジョンウエイン似の美男子で女の子にモテた。
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新宿西口

光が丘から地下鉄の大江戸線に乗った。 38も駅があるのだから絵になる風景を思いついたらそこで降りようと思う。都営線のフリーパス券をもっていたからこういう場合は便利だ。都庁前で飯田橋と六本木方向に分かれるから、いったん下車することにした。
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高岩寺(巣鴨にある曹洞宗の寺院)

江戸時代、武士の田村又四郎の妻が病に苦しみ死に瀕していた。又四郎が、夢枕に立った地蔵菩薩のお告げに従い、地蔵の姿を印じた紙1万枚を川に流すと、その効験あってか妻の病が回復したという。これが寺で配布する「御影」の始まりであるとされる。
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東京駅

丸の内駅舎(赤レンガ) 東京駅の向かいの丸ビルテラスから東京駅を描いた。いぜんから、赤い煉瓦の駅舎は、おとぎの国に出てくるようにかわいいと思っていた。父方祖父は明治3年12月13日生まれであるが当時煉瓦工場を経営していて東京駅舎の一部の建築...
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南蔵院

近くを自転車で通りかかって、偶然、赤い二階建ての鐘楼門を見つけた。二階建ても珍しいが、上の階の、吹き放しの鐘楼がユニークでかわいらしい。建築は江戸中期とされ、とても魅かれたので描くことにした。